大学の「基礎演習」と称する授業の最終評価レポート。教官の専門が国文学で
あったため、中・国文学ないしは二、三の外国語文学からテーマを選択するよ
う求められ、このようなテーマで書くこととなった。右も左もわからない状態
で書いた、何とも恥ずかしいレポートであるが、情報量が豊富なため、どなた
かの便宜に適うこともあろうかとここに掲載する。「はじめに」は冗長な言い
訳である。読まなくて良い。また三節・四節に考察と称する物がへばりついて
いるが、こんなものを考察とは呼ばない。飽くまで第一節・第二節の情報量が
メインのレポートである。なお多少の改変を施した。内容に誤りがある場合は
ご指摘いただければ幸いである。(複数の資料を突き合わせての事実確認を
怠っているので、誤りが含まれる可能性は高い)また第二節も四大悲劇あたり
から原稿の散逸が目立ち始めるが、これは元々あった原稿が散逸したのか、そ
れとも提出当時から原稿が尻切れトンボだったのか、不明である。夏期休暇の
全てを投入した、体力の限界に挑戦するレポートであった。(恐らく読まされ
る教官の忍耐力の限界にも挑戦する代物であったろうが、幸いにして優の評価
を得た)
<もくじ>