※ここではシェイクスピアの作品のうち、新潮文庫に収録された作
品を中心に、同文庫の「解題」「解説」を参考に製作年代、当時の
出版事情と定本、製作の種本となった他の作品、および各作品の雰
囲気、テーマ、込められた思想などについてまとめる。
1. 『ヘンリー六世』
(1) 概観
『リチャード三世』へと続く内容。
(2) 作劇年代
着手が1590年、完成は1592年。
(4) 種本となった作品
ホリンシェッド『年代記』