5.おわりに

これにて本レポートは終わりです。時間切れになり論述が中途半端に
終わることをお許し下さい。もとよりこのレポートの企ては一本の課
題レポートで扱いきれる物ではなく、必然の帰結とも言えるでしょう。

この講義のタイトルが「社会経済学」である以上、このレポートも
もう少し経済にウエイトを置くべきだったかも知れません。しかし、
経済・社会等多様なチャンネルから個人の内面、実存へ、更に哲学的
な価値の問題へと論を繋げるのが私の興味であるため、論述が都市論
や消費社会学を蚕食する結果となりました。主には今学期既に提出し
た××先生宛のレポート「アイデンティティ論」と△△先生に提出し
たレポート「我々の時代の都市の現在」の議論を課題図書や○○先生
(講義担当教官)の議論に絡める形で書かせていただきました。