都会では、人が一箇所に長いこと住んでいると、
その家の下に、いつのまにか空洞ができるという話だ。
家の床下に開いた通風口から中を覗くと、
がらんとした空洞が、家の下にできているそうだ。
コンクリートで固められた寒々しい部屋ができているそうだ。

部屋の奥には、扉が開いていたりするそうだ。
扉は誰でも入れるように、戸板など無いそうだ。
扉は何でも出てこられるように、戸板など無いそうだ。

誰が入っていったのだろう?
何が出てくるのだろう?
Oh ! terrible !